第962話 ごわごわと両手組ませる余寒かな




 三寒四温、いったん緩んだ凍みが復活すると残念なあまりことさら寒く感じます。


 用もないのに手を揉むと、乾燥してごわごわした感触が自分のものとは思えない。


 ああ、じれったい、一足飛びに本格的な春になっちゃってよ、そんな気持ちです。


 


 

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