第949話 繊月の薄く釣らるる余寒かな
細く細く尖って、触れれば痛そうなほどの月齢の三日月を釣ってみた気分。
余寒は極寒後の時期ですが、気の弛みか、意外なほど寒く感じたりします。
夜明けの窓にかかる繊月のおごそかな美しさ、戦争好きにも届いて欲しい。
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