第847話 くれなゐの真冬の峰に神在はす
朝日は西の山脈に、夕日は東の山並みに、真冬の太陽を浴びた雪嶺の淡い紅色。
あまりに荘厳な美しさに思わず手を合わせたくなり、山の神の存在を思います。
太古の昔から悠久の自然は変っていないのだと、蟻のような人間の一員として。
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