第845話 黒土のさくりと解る鍬の先




 本来なら自分の行動を詠むのが俳句と思いますが、あいにく農作業はしないので。


 通りすがりの畑の黒土に冬の日が降り注ぎ、あまりにほっこりとやわらかそうで。


 そこに鍬を入れたら容易に解れ、佳い野菜が育ちそうだな、横目で見ながら通過。


 

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