第796話 つやつやと円満顔の栗三つ




 栗の実はなんとも愛嬌のある丸顔を艶々に光らせていて、つい笑みを誘われます。


 「はい、どうぞ」友人から分けてもらった大きな栗の実を手のひらにあそばせて。


 冬を控えた晩秋ならではの眼福の味わいを、じっくりと楽しませてもらいました。


 

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