第717話 大ぶりの薬缶に香る麦茶かな



 何十人かのスタッフがいたころ、事務員さんが大きな薬缶に沸かしてくれました。


 お正月の鏡開きには、大鍋でお汁粉を作ってくれたり、何とも悠長な時代でした。


 でも、古き良き時代とは思いません、地味な裏方は女性スタッフ専門でしたから。


 

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る