第680話 木洩日の走り根越へて蟻の列



 ふとしたとき、足もとで展開されている小さな営みに気づくことがあります。


 大型スーパーの駐車場はしっかりと固定されていますが、それでも走り根が。


 チラチラと木漏れ日が降り注ぐなか、蟻たちは一所懸命にどこかへ行こうと。


 

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