第677話 足もとに戦前のゐる梅雨の島



 まさかまさかの侵略戦争を日々目にしていて、この島国も他人事ではないなと。


 四方を海に囲まれているからこその利点がそっくりそのまま欠点にもなるはず。


 ときに鬼にも魔物にもなる人の心の愚かさ浅ましさ恥知らずを思うにつけ……。

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