第458話 冬天の高きを風の渡りゆく
真っ青に晴れ上がった空の高いところで、囂々と音を立てて風が吹いている。
そんな日は身の置きどころが見つからず、ただ、し~んと黙っているばかり。
何十もの冬を越えて来た身でありながら、心は18歳といってもよく……。(笑)
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