第189話 もくれんの蕾ふつくら昼の月

 

 


 

 季節の変わり目のせいか、最近、少し自律神経の調子がよくないコトエですが、一連の朝のルーティンを済ませて散歩 or ウォーキングに出かけますと、起床時から厚く身心を覆っていたモヤモヤドカドカしたものが消えて、急に元気になります。

 

 ――この病とは一生つきあっていくしかないよね。(-。-)y-゜゜゜

 

 そう深刻でもなく思えるころには、かかと着地のスニーカーも軽やかになって来て。

 

 

                🍂

 

 

 ふと見上げれば、雲ひとつない早春の青空に木蓮のやわらかそうな芽がびっしりとふくらんでおり、その向こうに干菓子のように薄い昼の半月が浮かんでいます。


 気温、風雪……すべてを受容する自然の営みに、究極の悟りを見るコトエです。

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