第182話 フリージア香る机の木目かな

 

 

 

 現役時代、地元局のテレビクルーが取材に見えることが何度かありました。

 そのときカナがもっとも気をつかったのは、デスクの整理ケースに飾る花。


 日頃から事務所の掃除は行き届かせてはいるものの、スタッフのスチールデスクや書類棚の灰色が多くを占める室内は、お世辞にもお洒落とは言いがたくて……。

 

 

                 🌸

 

 

 で、テレビアングルの前景に少しでも華やぎを添えたいと、この時期であれば、まことによい香りを放つフリージアに雪柳を添えた花瓶を用意しておきました。


 なので、掲句の「木目」は、こうあったらいいなというイメージでして。(^_^;)

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る