8月5日「花火大会」

今日は、花火大会。


15時過ぎに、秀太に誘われた。

私は、慌てて浴衣に着替えて行った。


超楽しかった。

このまま時間が止まればいいのにと思った。


途中で秀太が

花火が激しく打ち上がる中


「俺……つ…あ…って…くれ…?」


花火の音で掻き消されたけど、きっとそうだと思う。

ってか、そう信じたくて

言われた言葉が


「俺とつきあってくれん?」


そう信じたくて、私は秀太にキスをした。


そんな今年の花火大会。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る