「この夏をジャムにしよう」(日向坂46)

 この曲はなんというか、すごい難解。頭の中に浮かぶのは、ガラス瓶に入ったジャム、という感じなんですが、では、そのガラス瓶がどんな形をして、どんな風に光を反射するかは、よくわからない。そしてジャムがどんなジャムかも、やっぱりわからない。現実にあったらだいぶ怖いかもしれませんが、僕の中だとこのジャムの色が「青」なんですよね。青いジャムが実在したら、だいぶ気色悪い気もしますけど、なんか、夏と青がイコールで結ばれてるのか、あるいは、青春が青を連想させるのか、やっぱりジャムは青いような気がする。

 その青いジャムがどんな味をするのかは、これもよく分からなくて、甘いような、どこか不自然な味がしそう。

 この味が何かと言えば、青春の味、で、つまり僕の記憶の中にある「青春」をどんな味か検討した時、そんな味になるのでしょう。

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