第7話 不法入空

大気圏を突っ切って、わたしの眼の前に


この通りの道端に 不法にゴミが落ちてきた


誰が落とした


宇宙



光線


ちり



千里と億光年を超えて大量の正二十面体のゴミが何京も落ちてくる



多面性を見て蜂と蟻は困惑している



久しぶりにわたしは空を見上げてみる



「きれい DぁNA」


夜空に光る星々はただのゴミだったのに、


とてもビューティフルでワンダー


目線を遮りわたしはまたうつむく

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る