目覚め
Lugh
目覚め
目が覚めて、新しい朝がやってきた
無数の光が闇を焼き、色を塗り変えた
黒色は追いやられてどこへ行く?
代わりの色は何色だ
昇る 昇る 昇る
太陽が昇る
太陽の昇る道を光が指し示す
人々は叫びだした
素晴らしい朝がきた、と
いつからだろう
疑問を抱かなくなったのは
どこからが朝で
どこまでが夜なのか
どこからがぼくで
どこからがぼくじゃないのか
目覚めて、意識が溢れだす
ぼくがぼくの身体の
隅々にまでいきわたる
目覚めて、新しいぼくと出会う
きのうのぼくはどこにいる?
寝ていたぼくはどこにいる?
誰も教えてはくれない
知ってるやつなんか、いやしない
ぼくは一人で叫んでる
ここにいる ここにいる ここにいる
ぼくはまだ、まどろみのなかにいたい
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます