第13話 無理してお散歩

晴。私の具合が悪いので、志惟七ちゃんのお散歩に行けませんでした。心の中では葛藤しており、可哀相だから無理して行って来ました。志惟七ちゃんは、お散歩がそれ程好きではないらしいです。気が散っているのでしょうか。あっちの草、こっちの電柱、そっちのゴミ捨て場、それに落ち葉まで、まだ子犬のせいか大好きです。嗅いで歩いてばかりで、中々まともに歩いてくれないので、偶に私が担いで行くこともある位です。ただ、お家に帰るのは大好きで、自宅が近くなるとお散歩コースがどの道順だとしても走り出します。お利口さんだかそうでないのか分かりません。親ばかの私としては、これからでいいから、お利口さんになって欲しいです。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る