浮気について考えてみた

 読者さまも信者さまもおつカレー。にわか教祖のかしこまりこです。


 ウソです。無理です。誰も導けない新手の教祖でも無理です。一生アンダードッグでいさせてください。


 くだらない前フリはさておき、私は浮気をされてハートブレイクなんていう目に合ったことがありません。


 もともと恋愛経験があまりないのに加え、インディーズの女なので、相手のほうもインディーズなんですよ。平たく言えば、お互いにあまりモテるタイプではありません。だから、元カレや夫に浮気されて心を痛めた経験がありません。


 あ、間違えた。間違えた。ダーリンは私だけを愛してくれているし、私もダーリンだけを見ててオンリーユーだし、ちゃんと人前で永遠の愛まで誓った仲だから、浮気なんてしたりされたことないんだった。間違えちゃったね。てへ。


 浮気をされた経験がないので、されたときにどんな気持ちになるのかわかりません。フツーに考えたらショックだろうなぁとは思うんですけど、案外大丈夫かもしれないんです……。


「酔っ払ってて、そこにおいしそうな桃があったので、食べちゃった。」みたいな、ついうっかり系の浮気だった場合。その行為よりも、それを報告されたことにムカつきそうです。一生、罪の意識にさいなまされながら守秘してほしいです。墓まで持ってけコノヤロー。そして、バレないようにやれ、バカヤロー。と思う気がします。だって、桃をうっかり食べちゃう気持ちもわかるもん。そこにぶら下がってたらね? むしろ、そんなにおいしそうな桃だったら、私も誘って、さんっピーッ(ダメだ。ダメだ。カクヨムでコレ書いちゃダメだ。)


 失礼。ま、でも、目の前に桃がぶらさがってるような、おいしいシチュ、現実にはそうそうないですよね? 小説じゃあるまいし。


 いわゆる「浮気じゃなくて本気」な場合。私よりも好きでしょうがない人ができちゃった場合。いやこれはショックだな。でも、案外「そっかぁ。そういうこともあるよねー。」と思う気がするんですよ。「私の何が悪かったんだろう。」にベクトルが向くと落ち込みますが、実際はそういうことでもない気がします。中年の既婚者でも、恋に落ちることだってあるさ。妄想癖がすごいので、一応、いろんなパターンを考えて心の準備をしています。


 あ、心の準備はね、いろんなシチュに対してしています。世界が終わるときとか。娘がミリオネアになったときとか。私がオスカーで主演女優賞をとったときとかね。


 実際、浮気をされたら、われを忘れるくらい怒り狂ったり、落ち込んで体調くずしたりするかもしれませんが、案外、大丈夫な自分が想像できるんですよ……。 

 

 だからね、小説の中でも、既婚者が簡単に他の人と恋に落ちたりします。読者さんのコメントで「あ、そっか、コレやっちゃダメなやつだった。」と気づきます。


 一回、痛いめにあったら、私の小説も深みが増すかもしれませんね……。ぎゃー!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る