10月4日(日)

 今日は特に書くことなかったし、彩乃さんの影響も受けて、『弱小記』キャラ達がこんな会話してたら面白そうだな、的なものを一つ。

 ちなみに、フがファフニール、アがアイシェン、サがサンでございます。


 第4話ランベス村

 食事中。


 ア「思うんだけどサン先生、人肉って美味しいのかなぁ?」


 ブッ、とファフニールが口に含んでいた水を吹き出した。


 サ「え?どうしてそう思うんです?」

 ア「だってさ、魚とか動物の肉とかはよく食べるけど、人肉って食べたことないんですよ、食べることに感謝するヒトとしてどうなのかなって」

 フ「待て待て!!貴様らはいつもこんな話を食事中にしているのか!?」

 サ「まぁまぁファフニールさん、アイシェンさんの疑問は確かですし、ここは大人として、教えてあげましょうよ」


 そういう問題ではない……とファフニールはうんざりとした。


 サ「まずはですねアイシェンさん、魚は美味しいですけど、腸って食べられます?」

 ア「……食べれなくはないけど、苦いからあまり食べない」

 サ「そう!でも、アユとかの一部の魚は腸まで美味しい。それはアユが草食魚だからにあります。そして我々が食べてる牛や豚も草食動物です」

 ア「このウサギもそうですねぇ」

 サ「しかし猫や犬などの肉食は食べない、肉食ってる動物は不味いからです。つまり、人は肉食だから美味しくない!!」

 ア「なるほど!納得した!!」

 フ「いや、こんな話で盛り上がるのもどうかと思うのだが……」

 サ「そうだ、人肉ならファフニールさんの方が詳しいのでは?竜だし」

 ア「確かに竜だし、人肉とか食ってそう」

 フ「アイシェン貴様ぁ!!」


 以上、ランベス村に着く前の、穏やかな会話でした。

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