22回目 一輪の花

ぜはー

ぜはー


いや、雰囲気で。

とうとう人間を辞めました。


今の私は、草原に咲く一輪の花です。

でも、なぜか魔力は神レベルなのよね。


こうなれば、あの妹?も追いついてこないでしょ。


婚約破棄も婚約破棄も婚約破棄もないけれど

ノーマルじゃないアブノーマルからも離れられるし、

やったわ。

私。


ゆらゆら揺れているだけで、季節も関係ないわ。

魔力があるから、ずっと枯れずにお花を維持できるし。

そもそも、ここ四季はなくて、ずっと草原っぽい。


しかし、私は忘れていた。

次の転生で、追いつかれるかもしれないことに。


私は転生ときをかける少女


少女じゃないけれど。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る