18回目 魔力は神レベル

なんというか、いきなりな場面。


首切られる瞬間よ。


思わず、時間止めちゃった。


魔力は…神レベル?


時間を魔力で止められるなんて、そんなに居ないわよ…ね?


でっかい首刈鎌をちょっとずつどけて、後ろ手に縛られた縄を焼き切って


肩こりになったらどうしてくれようと考えて、


王城テラスで見ていた、聖女っぽくて意地悪そうな人を


周囲の記憶漁りで確定して、私の代わりに断頭台へ。



時間を少しずつ動かして、どうなるか…面倒くさいわね。


ばっさりいって、気分がせいせいしちゃったのだけど、


聖女殺害、


魔女認定。


暗殺部隊やら軍やらと、どんがらがっしゃん。


敵じゃないわね。


でも、面倒くさくなったから、次、生きましょう。


あら、王子さまは?

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る