超高速転生令嬢は、流行を追い越していく!

夜空のかけら

1回目 全てはここから

私は、いろいろやった。

王子の婚約者として。


王子が遊び相手が欲しいといえば、友だちになるように脅迫したり、

綺麗なアクセサリーを見たいと言えば、商人を引き摺るように連れてきたり、

私よりもおちつく、あの女が欲しいといえば、もう二度と見るに堪えない姿形にしたりと。


今は、卒業パーティー。

王族一揃いの大盤振る舞い。


王子は、私を呼びつけて叫んだ。


「婚約者としてふさわしくない。お前などいらn…」


「分かりました、さようなら」


「話しは最後まt」


分かっているわ。

断罪なのね


「捕らえr」


全部まで言い切らなくても、衛兵たちは分かっていたみたい。


私は捕えられ、動けなくなった。


処刑されたのは、しばらく経ってからだった。

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