第18話- 半蛇人の憂鬱

君はいつも優しい、僕が肩にもたれかかるとそっと頭を撫でてくれる。


僕は君を絡み付くように抱き上げる、思ったより軽いんだね。


僕の目を覗き込む君の瞳は明るいけど

無性に悲しくなる時もある。

だって

もし僕の上半身が人間だったら、

君と話して笑いあい、

抱き締めることもできたのにって。

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