美少女救済作戦~30歳男、異世界TS転生で美少女チート勇者になり、 美少女救済に立ち上がってみる

MINATSUKI

世界設定・用語etc.(参考 読まなくてもOKです)

 

 

 【世界設定】

  

 

〔惑星エルクヴェリア〕


 

主人公が転生してしまった異世界。異なる宇宙の異なる惑星。

半径6517キロメートルで地球よりほんの少し大きい天体。

エルクヴェリアとは「女神ヴェリアの創造した天地」を意味する名称。

5500年前から500年前までの約5000年間は

「五千年の修羅地獄」と呼ばれる時代であり、エルクヴェリア全土で、

戦争、地域紛争、テロリズムetc.が絶える事は無かった。

その後は、その時期の教訓が生かされ、

様々な種族同士での共存が維持され、同一種族内の戦争etc.も途絶え、

凶悪犯罪や、心の無いモンスターや冥界の魔獣等の襲撃は、

時折発生はするが、500年の間一応の平和は保たれていた。

(ちなみに、『五千年の修羅地獄』という言葉を生み出したのは、

地球の日本等に類似した文化様式を持つ東方諸島出身の歴史学者である。)

 

 (「五千年の修羅地獄」はエルクヴェリアに住む者達全般の心に

憎悪、妬み、相互不信、恐怖感、等々の負の感情を深く刻み込み、

殺し合いを止める切っ掛けを掴む事すら酷く困難であった。

520年前、混沌の邪神軍との死闘を終えた女神ヴェリアは

死闘の深い傷も癒えぬ内にエルクヴェリアに直接介入し、

多くのエージェントを遣わし、

戦争等の終結に向けて民を導こうとするなど尽力したが、

女神の介入をもってしても「五千年の修羅地獄」の終結には

20年の歳月を要した。)

 

 

エルクヴェリアでは、

美しい少女をこよなく愛する女神ヴェリアの加護の影響もあって、

ある一定レベル以上の強大な特殊能力を持つ者の約60%が

柔肌を露わにしたハイレグビキニアーマー装備の美少女であり、

凶悪犯罪・冥界魔獣の襲撃等には

主にその美少女達が立ち向かっている。

(ハイレグビキニアーマーと言っても、全身を覆う不可視の

バリアー『プロテクトフィールド』の発動体でもあるので、

物理攻撃に対しても魔術攻撃に対しても

全身鎧等を遥かに超える非常に高い防御力を備えている。)

(エルクヴェリアでは、ハイレグビキニアーマーには

肩の両サイドや腰の両サイドの盾状パーツアーマーを装備する事は

殆ど無い。

これは両腕や両脚の可動範囲を最大限確保して

動作の妨げにならない様にする為である。

美少女の肢体の腰回りから脚線へのラインを

より美しく魅惑的に彩る様に配慮されたデザインになっている。)

 

美少女達が外観上筋肉を鍛えている印象が一切無いのに

その肉体が優れたパワーを発揮出来るのは、

神聖波動や魔力波動や闘気波動etc.で肉体を強化している為である。 

 

 

 エルクヴェリアでは、魔法科学文明が発達している。

地球でのヘリ・トラック・自動車・オートバイetc.に該当する乗り物は

重力制御機能を有する浮遊型や飛行型となっている。

また、全土に魔法科学技術で作られたインターネットが

張り巡らされていて、各種族の行政府、国政機関、マスコミ、企業、

一般庶民に至るまで、

ネットを活用して様々な情報を相互にやり取りしている。

文明レベルは高いが、

生活空間は中世から近世にかけてのヨーロッパに類似したエリアが

メインで、中東類似様式や全く独自の様式等

様々な文化様式や様々な生活様式のエリアが存在している。

 

 地球とエルクヴェリアには、

同じ生き物や同じ食べ物が幾つも存在していたり、

24時制やメートル法等も同じであったり、

エルクヴェリア共通語が地球の英語にかなり近かったり、

共通点や類似点も幾つもある。

これはエルクヴェリアが地球の遠いパラレルワールドである

可能性を示していると思われる。

 

 

 エルクヴェリアには、

人間族、竜族、妖精族、暗黒魔族、獣人族、亜人族の

6種の知的生命体の種族が住んでいる。

個体数は人間族と竜族が多く、

比較すると妖精族と暗黒魔族は個体数が少なく、

獣人族と亜人族はさらに個体数が少ない。

人間族は諸国家が世界連合を成立させており、

竜族も妖精族も暗黒魔族もそれぞれ国家というものを形成しているが、

獣人族と亜人族には行政府は有っても国家というものは存在しない。

獣人族も亜人族も種族的に自主自律の気風が強く

国家に縛られる事を好まず定住する事もあまり無く

流浪生活を主としている為である。

だが、それでは緊急事態での生活上の危機等に対応が困難である為、

福祉上の必要性もあって獣人族にも亜人族にも

言わば「大規模の互助会」的性格の行政府というものが存在する。

  

 

***

 

 

 【用語】

 

 

 〔戦力値〕

 

 

 戦闘軍団や個人の、攻撃力、防御力、機動力、

情報収集能力、etc.全てを総合的に評価した結果を数値にしたのが

戦力値である。

 

(エルクヴェリアでは、『戦力値』という用語を戦闘軍団または個人の

『敵の戦力を弱体化または破壊し自己や味方を防衛する上で必要な 

全ての能力を総合的に評価し数値で示したもの』と定義している。)

 

 各キャラクターの戦力値はある程度曖昧さを含む。

また、各キャラクターとも登場時点からの成長で戦力値も

成長していくので、ストーリーが進めば進むほど

その時点での実際の戦力値は向上していく。

 

 (個々のキャラクターの戦力値に『以上』と付記しているのは

『少なく見積もってもこの程度の戦力値は充分有ると認められる』事を

示している。)

 

 (登場時戦力値はガッディスジュエルによる

防御力向上効果を含まない数値である。)

 

 

目安としての戦力値は下記の通りである。

 

 一般人の戦力値:1~5

 一般兵士の戦力値:10~20

 一般神聖騎士の戦力値:100~200

 上級神聖騎士の戦力値:200~300

 一般竜族個体の戦力値:150~250

 一般戦闘竜族個体の戦力値:250~350

 上級竜族個体の戦力値:350~400

 上級戦闘竜族個体の戦力値:400~450

 

 (一般地球人の戦力値:0.1~0.5)

 

 

***

 

 

 【補足説明】

 

 

 エルクヴェリアでは、肉体鍛錬や魔術等によって戦闘力を得た

剣術や格闘術や魔術等で戦う者達と、

魔法科学によって製造された兵器武器等で戦う兵士達が、

共存している。

これはなぜか?

魔法化学兵器武器等は確かに短期間での量産が可能で

短期間の訓練で使いこなす事も可能で様々な点で有利である。

だが、魔法化学兵器武器等は魔力を供給しなければ使用出来ず、

必要な天然の魔力の科学的抽出作業は多くの負担を伴い、

結果、魔法化学兵器武器等のランニングコストは

かなり高くなってしまう。

剣術や格闘術や魔術等で戦う者達は自力で戦闘力を維持出来る為、

ランニングコストを比較的低く抑える事が可能である。

また、強力な魔法化学兵器武器等は製造コストも高く、

破壊された際の修復コスト等も大きな負担となるが、

剣術や格闘術や魔術等で戦う者達は治癒魔術で回復し

修復魔術で剣等を修復し戦闘力を取り戻す事が出来る為、

コスト面での有利な点が幾つもある。

(「魔力は魔法科学的に用いるには負担が大きいが、

知的生命体が意思に沿って用いるのであれば負担は小さい」

この点がキーポイントとなっている。)

その為、剣術や格闘術や魔術等で戦う者達と

魔法化学兵器武器等で戦う兵士達が

双方の利点を生かし補い合いつつ共存する事となったのである。



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