第23話- 封じられしもの


数千年の時を隔てこの世に甦った。

呑気に現世を闊歩しているが、未だ正体を暴かれてはいない。


何故ならとてつもなく巨大なため、見た者は目の不調かと思い、科学者達は計器の不具合だと思い込むからだ。


大きすぎて、全貌を把握できる者がいないため 名前も未だ無い。

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