第17話 20xx年4月4日(水)デモクラシー編(平等:資格について)

小幡信一:では、次は資格について話す。資格の何が平等なのか。それは誰でも試験を受けれることができ、資格を取ることで権利が得られるということであると思う。

横山輝:信一さんはFP3級と英検3級とカウンセラーの資格を持っているんだよな。何か使い道はないのか?

小幡信一:それは考えている最中だよ。

前橋美奈子:でも、今は妨害があるんでしょ。

小幡信一:英検2級のテスト中体調がきつかったからね。

近藤春菜:信一さんの体調の悪さは誰かのせい?

小幡信一:遠隔攻撃を受けているとしか思えないんだよね。

高橋伸男:まあ、とにかく、信一さんは生きていてよかった。信一さんはこの世に必要だから生かされていると思うぜ。

小幡信一:まあ、人類のことを真剣に考えているからね。人々が幸せになる方法をわかっているからね。

石井友子:幸せは不幸の逆だからね。

小幡信一:今まで、不幸な人生送っているからね。早く脱却したいよ。

横山輝:ずいぶんネガティブだな。

小幡信一:とにかく、生きる資格は全員もっていると言った方がいいな。

高橋伸男:信一さんに励まされる人はたくさんいると思うぜ。カウンセラー吾郎とか。

小幡信一:だけど、権利の侵害はあり得ない。特に権力による侵害はあり得ない。権力というのは、みんなの生活を守るためにあるもので、人を守らない権力は必要ない。

石井友子:とにかく、信一さんは、守ろうとしているものがあるんだよね。本当は。

小幡信一:自分と同じ不幸な人が出ないようにね。

高橋美奈子:でも、理解されないのは可愛そう。

小幡信一:でも、宿命で片付けたくない。

近藤春菜:でも、信一さんは真面目だよね。

小幡信一:それが取り柄だからね。

横山輝:頭の中は滅茶苦茶なのに、まとめるのが凄い。

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