25 束の間の平和
哀しい空の下
鈍色の湖面に
音もなく滑り出す
失われた軋轢に
想いを馳せながら
湖に沈んでいく曇り空を
他愛もない会話で埋めていく
君との諍いの日々が
くすんだ水に溶けていく
さざ波の向こうに
君の笑顔が揺れている
嗚呼
湖面の頼りなき笑顔を
僕は信じよう
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます