World Building -1 機龍世紀シリーズ

●はじめに:

 おまけのおまけとして、おそらく墓場にまでもっていく可能性の高い、本編とその周辺の物語群の解説を書き残します。

 なお、以下の内容は初期設定なので、もし本編を小説として起こすことになった場合、若干設定が変更される場合があります。



◆◇◆



<<機龍世紀1stC/第一のセイアーレス>>

 狂神が復活したことによって破滅の危機に陥ったセイアーレス大陸を救った英雄たちの物語。


●物語の基本設定:

 サイクレストという世界があった。

 セイアーレスをはじめとする複数の大陸のあるこの世界は、かつて支配民族・エーディル人が存在し、彼らの操る『天の魔導』によって統一支配されていた。

 しかし、ある日、それまで人々を見守っていた神々が突如として狂った。それら『狂神』は世界を人類を滅ぼそうと、人々に襲い掛かった。かくして『狂神大戦』は起こり、エーディル人は機械の龍を用いて彼らと戦った。その戦いはエーディル人の勝利に終わり、狂神は封印された。

 ……だが、戦いの終結ののち、エーディル人は人々の前から姿を消した。

 かくして、神々の時代、そして支配民による統一国家は終わりを迎えた。


●機龍世紀ORGA(『マスターソード』改題)

 かれこれ30年以上前に考えたオリジナルファンタジー。後に続く機龍世紀シリーズの原点。

 巨大人型ロボット『オーガ』を扱える謎の魔人ラグナー=ディアロードの冒険活劇。

基本勧善懲悪の、要するに水戸○門をイメージしてもらえればよい。

 幼少の頃なので、各用語が極めて適当である。


≪グランバスター≫

 ラグナーが持つ長剣。

 実はオーガとの契約の証である『支配者の剣マスターソード』であり、世界最強の硬度を持つ『ドラゴナイト』でできた絶対に折れない剣。

 世界に12本あると言われている。


≪レイドニール≫

 ラグナーが契約しているオーガ。いつもは異次元に封印しており、必要に応じて腕だけなど召還する。


●バルディ戦記

 バルディの初登場作品。

 女たらしの不良魔術師バルディが、突如失踪した師匠を探して旅をする物語。

 最終的には世界の破滅につながる事件に巻きこまれる。

 微エロ。


●機龍世紀

 突如として妖魔があふれ出す『アビス』が、出現するようになった世界で、新人『アビスダイバー』となったアークが冒険する。最終的には、かつて封印された古の『狂神』と戦いになる。

 RPGツクール作品。

 この作品で初めて『機龍世紀』の題名が生まれた記念すべき作品。



◆◇◆



<<機龍世紀2ndC/ティルナノグ(イ・ラプセル大陸)>>

 狂神が背後で糸を引いていた『二大帝国大戦』を終結に導いた英雄たちの物語。


●物語の基本設定:

 妖精たちの住まう大地『イ・ラプセル大陸』。

 この土地には、外から移住してきた人間達の国が存在した。

 西の『リバリス帝国』。南の『アルゲイル共和国』。中央の『フラム聖王国』である。

 そして、北には広大な妖精たちの王国郡が存在し、東は前人未到の妖魔族の土地であった。

 本来、人間の住めない土地である東の土地。その東端に新たな人間の街が生まれた。新たに移住してきた、ヴァニュシオン人の街である。

 妖魔族は、当然のごとくこの街を排除しようとした。しかし、彼らヴァニュシオン人は、逆に妖魔族の土地を征服し、妖魔族の土地に人間と妖魔族の統一国家。『ヴァニュシオン帝国』を築き上げるのだった。

 自らを『咎人の末裔(=ヴァニュシオン)』とし、ある意味傲慢かつ豪快なヴァニュシオン人の登場で、イ・ラプセル大陸は大きな変化の時を迎えていた。


≪ヴァニュシオン帝国≫

 自らを『咎人の末裔(=ヴァニュシオン)』と呼ぶ黒髪黒目の人間が中心となった、人間と妖魔族の統一国家。

 そのサガは、豪快かつ傲慢であり、友人となれば命をかけても守り、敵となれば圧倒的力でねじ伏せる民族。高度な魔導技術を有するが、貴族階級によって厳重に管理されている。

 後にリバリス帝国との間で『二大帝国大戦』を引き起こす。


≪リバリス帝国≫

 魔導を広く民間にも広めている魔導の申し子。

 その最終目標は、支配民・エーディル人の技術である『天の魔導』の復活である。

 ヴァニュシオン帝国とは事あるごとにぶつかり、とても仲が悪い。

 そして、それが後に『二大帝国大戦』を引き起こす火種となる。


≪アルゲイル共和国≫

 かつては妖精すら住めなかった枯れた土地に作られた人間の国。

 科学と魔導を組み合わせた、魔導科学を扱う変わった民族。

 二大帝国の間で中立を保っている。


≪フラム聖王国≫

 大陸中央に位置する人間の王国。

 政治的にも大陸の国々の中心的存在であり、大陸の安定を守っている。

 それでも、二大帝国の対立は頭の痛い問題であり……

 ある日、この国にリバリス帝国の軍勢が押し寄せ、大陸史上最大の大戦争が勃発する。


●Gantlet-鉄拳皇帝評判記ー

 ファンタジー版暴れん○将軍。内容も完全にそのまんまである(笑)。


●機龍戦記

 RPGツクール作品。

 二大帝国大戦に突入していく過程と、その終結までを描くRPG。



◆◇◆



<<機龍世紀3rdC/ソーディアン大陸>>

 魔竜が神を食い殺したことで破滅の危機に至ったソーディアン大陸を救った英雄たちの物語。


●物語の基本設定:

 古の神々への信仰が残るソーディアン大陸。

 そこには、白竜神ヒューディアがおわし、人々を守護していた。しかし、ある日、魔竜アールゾヴァリダが出現、白竜神を喰らってしまう。守護者を失った人々は恐慌に襲われ、世界は恐怖と暴力の渦巻く暗黒時代へと突入する。弱者が真っ先に命を失うそんな時代に、それでも一筋の希望があった。

 苦しむ弱者を無償で救う戦士や魔法使いたち……

 そんな彼らの事を人々は希望を込めてこう呼んだ。

 『希少なる魔竜討伐士レア・ドラグーン』と……


●暗黒時代

 エログロ。

 恐怖と暴力の渦巻く暗黒時代にあって、弱者を救う超人的剣士エルギアスと、その妻・魔女アリア。

 エルギアスは、吐き気を催すような邪悪な人間の首を、次々と切り飛ばしていく。

 各種暴力シーンが多い大人向け小説。


●暗黒時代ーソーディアン大陸冒険記ー

 アストの元である『アシュト』とリディアの初登場作品。RPGツクール作品。

 幼いころの逃亡生活の時に、母親と生き別れたアシュトは、その母を探し出すために、赤の民の支配領域『聖バリス教会圏諸国』を目指す。

 その国々を無事に旅できるか、その試しとして、大陸一周の旅を決めたアシュトは、義理の妹リディアとともに、様々な土地で、様々な人と出会い、様々な事件に巻き込まれる。

 そして、彼らは最終的に、世界を襲った災厄・魔竜アールゾヴァリダの謎に迫っていく。

 『機龍世紀3rdC:暗黒時代-黒髪の騎狼猟兵』の原作的作品。


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