8月 9日 Tシャツの雑巾絞りはおすすめしない

07:30

 今日は長男が寝ていたので、久々に三女と二人きりでのお見送り。

 こういうときにしか面と向かって話せないので、結構貴重な時間である。

 

 三女は口から生まれたような子なので、次から次へといろんな話をしてくれる。その明るい性格のおかげで友達も多く、もう友達の名前も全員は覚えられない。

 だがおそらく一番のマイペースな三女なものだから、私が友達が把握できなくても、ポンポンと話しは進んでいって、もう二人とも何を話しているかもわからなくなって終わるのが常だ。

 彼女の友人たち曰く、そこが三女と居て面白い所なのだそう。

 幼馴染みとは、本当にありがたい存在である。



12:00

 今日は長男の習い事の日。

 今日も送迎と見学付きで長男の行動を見ることが出来る日だ。

 

 この前あまりのこちらを見ないで集中しなさいと口をすっぱくしたおかげで、真面目に授業を受けてくれた。

 でもさすが女性好き。

 先生(女性)の手を一番長い時間掴んで離さない。

 

 先生、もう本当に、スミマセン。

 穴があったら入って蓋して眠りたい。



15:30

 長女、ものすごい緊張した顔で。

「明日失敗したらどうしよう……」

 あまりの緊張で行動が不審者になっている長女は、部活Tシャツを握りしめて唸っている。

 明日は吹奏楽の県大会、県コンクールがまっている。

 そのために楽譜を読んでいた長女は、突然奇声をあげてのどうしよう、だ。


 確かに三年生を押し退けてソロ(主旋律を一人で演奏すること)やソリ(主旋律を数人で演奏すること)があるのは重荷だろう。

 でも今までその分、真面目に練習してきたのだから、自信を持って挑んで欲しい。



16:00

 三女、通常の習い事でもう一回のお見送り。

 虫かごと虫取網を持った長男も共についてくる。

 この後は目の前の神社の見回りなので、ついでに持ってきたのだそう。

 

 以外と木の根本の方にもセミがいることがあるので、背の低い長男でもチャンスはやってくる。そこが面白いらしく、こりゃ釣り好きな旦那の血を受け継いでるなと、日々強く思う毎日だ。

 そのうち、旦那に付いていって釣りをするようになるんだろうか?

 そうしたら、だいぶ楽なんだけどなぁ。

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