4月 5日 エールを贈る、巨大オムライス

 

07:00

 今日は長女の登校日。

 クラス発表と自分の使っていた机を新しいクラスに運ぶのだそう。


 私が中学生だった頃は机なんかは移動しなかった気がするが、今は違うんだろうなぁ。階段をのぼる時とか大変そう。

 クラス替えは仲の良い友達と離れませんようにと、登校する直前まで祈っていた。


 その後、明日の午後に入学式があるので、その準備もあるらしい。

 ただ、吹奏楽部は式での演奏があるのでその練習のために免除されるらしい。長女がうきうきとしながらこの部活でよかったと言っていた。



12:00

 長女、帰還。

 めっちゃおちこんどる……。

 どうやら仲のよい友達と離れてしまって、ボッチ確定と呟いてた。


 まあはじまってみないと、どんなクラスなのかはわからないんだからと慰めるけど、引っ込み思案の長女なので、これは本人的にはものすごい試練だろう。

 この先、いずれ味わう体験だ。

 なんとか乗り越えてほしいなぁ。



15:00

 学校も明日から新学期。

 私が用意しなければならないものは全て用意したのだが、三女が新しい名札を紛失。

 ないないと探していたのだが、お道具箱(ハサミとかを入れて机にしまう)のなかも確認しなさいと言っても無いの一点張り。

 でも、しまうとしたらここだろうとよくよく探してみたら……あるじゃないか。涼しい顔して受け取った三女、思い込みの激しさは私譲りだ。

 


18:00

 明日はとうとう始業式。

 なので子供たちリクエストの巨大オムライス。

 ご飯五合使ってのチキンライス作りは肩をヤられるんじゃないかというくらいの苦行である。鉄のフライパンなのでなおさら重く、いつも作った後は手首がおかしい。

 そうしてご飯に見合う量、卵も8個使っての豪快な仕上がりに子供たちも大はしゃぎ。

 まさに黄色の山。

 それを大きめのスプーンで崩しながら食べるのが、子供たちは楽しいらしい。これで気合いが入るんなら何度でも作ってあげるのだが、右手だけが太くなりそうでちょっと嫌だ。




 この日記を仕上げているのは次の日の夜なのだが、なんと三姉妹とも2組(中学2年2組、6年2組、3年2組)で覚えやすくてありがたい。

 小学生組もいつも遊びに来ている友達と離れてしまったらしく、友達の方がしょんぼりしていた。

 でも、次女と長男は最後の小学校、幼稚園(年長さん)だ。

 楽しい思い出をたくさん作ってほしいなぁ。


 私も子供たちに負けないように頑張ろう。

 とりあえずどんな子供の寝相でも、自分に負荷無く寝られるようにしよう。






子供たちにつっこまれた、春休み中の私の悲しい言葉たち。

「とかげできたよ~」

「ご飯できたよ~」

  何故にとかげかはわかりませんがよく出現します。

  ご飯時には、とかげがなぜか異常繁殖します。



天ぷら紹介にて。

「人参ととりささみと~あなの空いたこいつ」

  れんこんです。いつも出てきません。

  舞茸も出てきません。椎茸も舞茸も、全部キノコで通します。



ご飯にて。

「掃除機からよそって!!」

  炊飯器って言いたかったんです。

  そして炊飯器には洗濯物を入れてって言いました。

  もういっそのこと、そっちが改名してくれたら良いのに……。



またご飯にて。

「これは(私の妹の名前)ちゃんの肉!」

「これは(私の妹の名前)ちゃん使

  略すなと長女から言われますが、なおりません。

  ちなみに美味しい豚肉です。



おやつタイムにて。

「貯蔵庫にアイス入ってるよ~」

  冷凍庫が出てこなかったんです。

  でもアイスで通じました。



畑への外出にて。

「緑の葉っぱ取ってくる」

  ほうれん草だったり、キャベツだったり。便利な言葉です。

  


コロッケの作り方の説明にて。

「ジャガイモをあれして粉砕するんだよ~」

  あれも粉砕もつぶすという意味です。



 ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました!

 次回は夏休みになります。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る