正解探し

たとえ 世の中に

絶対的な正しさがあったとしても

ぼくには教えないでおくれ

正しさとはなにか

自分で考える楽しみが

なくなってしまうから


たとえ 世の中に

絶対に成功する道があったとしても

ぼくはその道を進まないだろう

だれかの成功が

ぼくの成功だとは

限らないのだから


もしも 世の中が

正義の名の下に

なにかを行ったとしたら

ぼくは考えるだろう

なにが正しくて

なにが間違いなのか


ぼくの人生で

ぼくだけが

ぼくのために

考えることができるのだから

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る