九時起床

 二度寝したので、七時か八時ぐらいだろうと思っていたのだが、寝起きに痛いスマホの画面は九時過ぎを示していた。やってしまったという気分だ。二時間あれば何が出来た? 溜まっているアニメが消化できた。このエッセイが三本ぐらい書けた。嘘だ。五六本は書ける。このエッセイはそんなに時間かかってない。小説だって読めた。私たちはこの繰り返しで、一体どれだけのものを失っているのだろうか。

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