年末
年末を静かに過ごしてみたいものである。
仕事をしてからはもちろん、子供の頃から親戚回りで、忙しくしている思い出ばかりだ。少なくとも、中学生からはそうだった。その前の記憶はあまりない。
一人しんみりと、それこそ世間の喧騒、紅白だ、初詣だ、帰省ラッシュだ、そういったものから離れて、屠蘇でもちびちび飲みたい。そして、常識的な時間に寝る。いや、年末年始を有難がるのは風習として理解出来る。そこで生まれる需要もある。失くしてしまえとは思わないが、一人で過ごしたいという気持ちを分かってほしい。
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