草案
文章を書くにあたって、ほとんど下書きというものをしたことがない。これを有名な作家が言えば、格好もつくだろうが、現実はご覧の通りである。最低限、チェックポイントは設けて、そこさえ通過すれば、後は多少寄り道しても構わない、というスタンスで書いている。書き始めの頃、それこそ数年前は、チェックポイントどころか、ここで右足を前に、ここで左足を、この角度で曲がる、などと細かいところまで決めていたものの、合わなくなってやめた。もっとカッチリとした文章を書きたいという思いはいつでもある。
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