第4話 どっちかって云うと猫派なのだが?

お腹に淫紋付けられたのはもう諦めた

でもな俺的にはな


「猫が良かった…」


「はあぁ?!」


いや、お前髪の毛染めんなよ

俺銀色の髪色好きだったのに


「シズ髪の毛紫なった」


「そ!似合う〜?」


「似合ってるけど…前のが好き」


「あかん、嫁が可愛い」


まじ銀色のが似合ってたなぁ…

んーでもまぁ、紫もありかもなぁシズ。

てか、大型犬っぽいよなぁ


「猫又いないの?この世界」


「おらんよそんな猫。あー、でもなぁあの場所なら」


《あの場所》?

なんだそれ


「あの場所ってなーに?」


「っ…////はぁ…この世界にはな、人間から妖怪に転換する場所があんねん。そこ行ったらサグル自信が猫又になれるかもしれん」


ふおおおぉ!!

そんな所があるの?!

え!行きたい!絶対行きたい!


「サグル行きたい!って顔してる〜あかんよ!危ないから!」


「だめなの…?あのね、サグルね、猫さんなりたいの。お願い、しぃくん連れてって…?」


秘技!上目遣い!

この技を駆使すればぜーったい連れてってもらえる!

ふふん!俺の勝ちだい!


「はあぁ…嫁尊い…♡もう、負けたわ連れてったる!」


「ほんと!?しぃくん大好き!」


「その代わり!」


「んぅ?」


「行く前に俺の妖気分けたろなぁ〜♪」


お姫様抱っこされて、寝室連れてかれた件


…犬神のバカァァァァァア!!!

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