第21話収益化記念配信3

「こんぴかー! 祭りの光は人間ホイホイ! 祭屋光でーす! シュワちゃん収益化おめでとー!」

「ありがとー!!」


コメント

:こんぴかー!

:三期生の良心や

:良心……? (日常的に十時間越えゲーム耐久)

:大丈夫か? この女光ちゃんのママとなりシコってた女やぞ ¥1000

:??? どういうことや(初見勢)

:悲しいことに言葉通りの意味なんや……

:当たり前のようにシュワちゃん呼びなの草 ¥600


「信じられないくらいの来場者数……シュワちゃんホント人気者になったなぁ。 えへへ、なんか感慨深いね! こんなこと言うと変かもしれないけど、毎日頑張ってたの知ってたから娘の成功を喜ぶママみたいな心境だよ!」

「頑張れたのはずっと気にかけてくれた光ちゃんのおかげだよ!」

「ありゃまー! えへへ、ちょっと泣きそうかも」

「なんか配信なのに恥ずかしいね! あと私は光ちゃんのママになりたいなぐえへへへへ!!」


コメント

:は?

:最後のシュワシュワ頭のせいでてぇてぇ寸止め食らって草

:悔い改めて

:帰って、どうぞ ¥1919

:そうだよ(便乗) ¥810

:配信の主役がこの扱いであるwww


「そ、それはそうと光ちゃん! これからはゲームとかも買えるから今度一緒になにかしようよ!」

「お、いいねぇ~! あ、今度ダン〇ボコントローラーでダーク〇ウルプレイするけど、一緒にマルチやっちゃう!?」

「……ほ、他になにかないかな? ほら! 専コン繋ぐの大変そうだし!」

「うーん、それならリング〇ィット最大負荷RTAで競争しよう!」

「なんでそんな苦行ばっかなの!?」


コメント

:草

:いつもの光ちゃんやww

:発想がドMのそれ

:光ちゃん鬼畜ゲー好きだからなぁ

:ここでほいほいついていかない辺りまだあわちゃんの人格残ってそう


「ご、ごめんごめん! テンション上がりすぎて完全に自分の好みで選んじゃった! うーん、それならシュワちゃんはなにやってみたい?」

「うーん私かー。 定番のマ〇カとかスマ〇ラとかは絶対やりたいなぁ。 あ、あとはゆず〇フトのゲームやりたい!」

「ゆず? なにそれ?」

「盛り上がるゲームだよ、いろんな意味で」


コメント

:ファ!?

:下ネタじゃねぇか!

:前言撤回こいつはシュワちゃんだ

:エ〇ゲで草

:大草原不可避

:光ちゃん逃げて!


「新作の喫茶ス〇ラ、とかサノバ〇ィッチとかやりたいぜ」

「あ、サノバ〇ィッチは聞いたことある!」

「え゛……ちなみにどこで?」

「前に事務所でシオン先輩が聖様に七夕の願いなに書いた? って聞いたら『サノバ〇ィッチヒロインのオナ地さんをロー〇ー責めする』って書いたって聖様言ってたの聞いた!」

「事務所でなに言ってんだあの変態ガチレズ女」


コメント

:おいwwww

:とても先輩に対する渾名とは思えない笑

:今日のお前が言うなスレはここですか?

:自己紹介かな?

<宇月聖>:ドSなシュワちゃんもちゅき 

:本人で草

:喜ぶのか(困惑)

:だめだこいつら、はやくなんとかしないと

:本当にこの二人仲良くなったなぁ


時間も時間なので、名残惜しくも光ちゃんの凸はここらへんで終了になった。


その後はコメント欄にも来てくれていた聖様が凸しに来てくれたり――


「淡雪君、一緒にサノバヤラナイカ?」

「エ〇ゲコラボは草、まぁやりますけど。 あ、そういえば凸の定番ネタやりたいので聞きますね、今パンツの色何色です?」

「はいてないよ」

「収益化記念配信で収益化剥奪させる気ですか?」

「おかしいな、質問に答えただけなのに怒られたぞ?」


さっきの告知通りましろんが来てくれたり――


「新立ち絵の見どころはダボTのチラリズムとダボTとショーパンのマリアージュによるはいてない風の太ももかな」

「煩悩が詰まったような立ち絵だね!」

「それ褒めてるの? まぁその通りなんだけど」


更にはシオン先輩まで来てくれたりした――


「あ、シオン先輩」

「ん? なあに?」



@シュワちゃん。シオンママに哺乳瓶にストゼロ入れて呑ませて貰いたくないですか?@



「これと似たような要望が沢山来てるんですけど、どうします?」

「意味わかんないよ!」


コメント

<宇月聖>:ガタッ! ¥50000


「ちょ! なにやってるの聖様!?」

「これは引けないですねシオン先輩……」

「え!? 本当に!? 本当にする流れなのこれ!?」

「乗るしかない、このビッグウェーブに!」

「乗れてるのは二人だけ! 私流されてるだけだから! まぁどうしてもって言うならいいけど!」

「いいのか(困惑)」



こんなに多くのライバーが来てくれるなんて、本当にライブオンはあったけぇなぁ……

お、まただれか来たぞ!

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る