メルカリで、商品を受け取った後の『評価』ボタンを押すのは慎重に!
いまだにメルカリのトラブルでよく聞く案件が、
「評価ボタンを押した後に商品に欠陥が見つかった。返品対応してもらえるのか」と言うものです。
結論から言うと、評価ボタンを押す前なら出品者に対応義務はありますが、押した後だとありません。対応は任意になります。ですから評価後は返品対応はまず望めないと考えた方が良いでしょう。
ここまで書いて、「評価とはなんぞや」と思われた方のために説明しますと、
メルカリのシステムでは購入者の義務としては、
商品を購入後に品物が届いたら「評価ボタンを押す」。これだけです。
(購入者が評価ボタンを押した後に出品者も評価ボタンを押し、その取引は終了となります)
ただ、この「評価ボタンを押す」と言う行為を「商品を受領した」と言う意味だと間違えてしまう購入者の方が多いのです。
評価ボタンを押すと言う行為はもっと重い意味があります。
「商品を受領し、検品し、私は問題ないことを確認しました」と言う意味なのです。ですから、評価ボタンを押した後に商品に不備が見つかっても出品者に対応してもらえない、という悲劇が起こります。評価ボタンを押すのは慎重にするべきなのです。
逆に言えば、評価前であれば出品者は対応義務がありますからもし出品者が話を受け付けなくてもメルカリ事務局に相談する事ができるなど、評価後よりも問題が解決しやすくなります(店ではなく個人間でのやり取りなので必ず解決するかは分からないのですが)。
特にDVDやCDなど商品を一瞥しただけでは不備が分からないものは、商品が届いてもぱっと見が大丈夫だから、と言う事で安易に評価ボタンを押さない事です。見た目は大丈夫だから評価ボタンを押したが、いざ曲を聴いてみたら音飛びする、DVD2枚組を買い、1枚は再生して問題なかったから評価ボタンを押したが、残る1枚は見ていたら途中で再生できなくなった、など「購入者側の評価ボタンを押す前の検品不足」のトラブルを本当によく聞きます。
購入者のための評価の期間は9日間も設けられています。DVDを何枚も購入すれば検品が大変ですが、9日間ありますから全部見ましょう。とても9日間では見られない数の場合は買わないと言う選択肢もありです。自分が購入したものは中古品である事、購入した所はお店ではないので簡単に返品できない、という事を肝に銘じるべきだと思います。
出品者によっては、評価期間が9日間ある事を知らなかったり、売上金が早く欲しくて中には購入者に早く評価するよう迫るルール知らずの人もいるようです。その場合は評価期間がある事を理由に督促をきっぱり断っても問題ありません。それで出品者の態度が悪化する場合はすぐにメルカリ事務局に報告相談しましょう。
穏便に済ませられる方法としては、商品が届いたがすぐには検品できないと分かった時は、その旨すぐに出品者にメッセージを送る事です。「本日届きましたが多忙のためすぐに評価ができません。期間内には必ずしますのですみませんがお待ちください」と一言伝えるだけで、常識ある出品者の方なら分かってもらえますし、説明不足による要らぬトラブルを起こす可能性もぐっと低くなると思います。
と言うわけで、「評価する」という事はメルカリでは大変重要な事です。安易に押さないよう気を付けましょう。
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