田中君一時帰宅

 田中君は、そのまま牢屋に閉じ込められました。人間だもの仕方ないよね。

 ちょっぴり、悲しげな田中君、神様行ってた!寝たら一回帰れるかも、帰れなかったら、あきらめようと、うん〇しながら考えていた。

 異世界のトイレって、くっさ!ナニコレ最初はこのトイレどうにかしたい、昔大地震の時の、トイレ事情がひどかったから、苦労して工夫した記憶を思い出しながら、そっと横になる。


 目が覚めた?原付運転中でびっくりしてつこけそうになったけど、すれすれで踏ん張った!!


 少し心を落ち着かせて、近くのパチ屋にレッツゴー!!ぶれない田中君。


 結果は、ぼろ勝ちゴッ〇インゴットで万枚!嫁さんにご機嫌とるために、ケーキ子供たちに果物買いました。そして恐る恐る今日の出来事話しました。


 嫁「なんば、いよるとね?ボケたんね」


「いやマジだし,どぎゃんしよう?あっちじゃ牢屋に閉じ込められたままなんよ」


「はぁ、突拍子ないのはいつものことばってん、もしもほんとならどうすっと?」


「さしおり、ケーキもっていかるんなら、持ってく、俺がよく見るラノベもっていけたもん!」


「なら今から買いに行きなっせ!時間なかよ~」


 嫁さん、にやりと笑い「うちらショートケーキね」


 と、後ろから悪魔のささやきが聞こえたのであった。


 いざ、眠る時間になって、田中君は嫁さんに...


「もしも消えるシーンあったら、動画撮っといてなんか受けそうw」


「あんた、ばかね、はよ寝なっせ!あしたしごとばい」


「わかったお休み、出来たら夢であってほしいね」


 そして、ペットのハリネズミたちに、ご飯を上げる。


「ペコちゃんたちご飯おいしいかな?おやすみね」


 そして、枕元にケーキと携帯と漫画を置いて眠るのであった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る