第三十四話 わくわくプレゼント

◇6/14 六校時◇


鈴木 明李

「それでは、男子5人は代表者としてサーフェスを取りに行ってもらいます。」


下島 幸平

「松本さん、後藤さん、伊藤さん、成多さん、と僕…は視聴覚室に向かってください。」



~~~~ ~~~~



池矢先生

「それでは、サーフェスを配布します。配られたら、机に置いてある4桁の番号シールを左上に貼ってください。」



クラス皆の目が輝いている。プレゼントを待っている。

だが、残念ながら今日はクリスマスではない。


まだ6月だ。


鈴木 明李

「では、設定とワォームアップに移ります、配られたプリントに従って、(3)まで各自で進めてください。」


下島 幸平

「分からない時は周りの人に聞くか、テレビを見てください。

 おい、そこはまだやってって言ってないよ、後藤。」


鈴木 明李

「個人サーバーを作成していきます。プリントに従い、(5)まで各自で進めてください。」


♪♪♪


池矢先生

「後藤さん。なに麻雀やってるんですか?」


後藤 凌馬

「別にいいじゃないですかー。

 成多さんなんかビ〇ットアーミーやってますよ。」


「良くねえよ!!」

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る