第二十一話 第三の事件

視点◇教員研修 望月 琉音◇


5月27日(日) 彼は〇〇先生犯人にちょっと話さなければならないことがあると呼び出され、昨年研修に来ていた、南中学園に来ていた。


指定された場所は、B棟2階、一番南側の教室2年B組だ。


教室に入り、少し椅子に座って待っていた。ああ、懐かしい。


5分経たないうちに、〇〇先生がお茶のペットボトルを2本持ってやってきた。


一本を彼に手渡し、もう一本の栓を開けて一服すると、話を始めた。


一方彼も、小さく礼をすると栓を開け数口飲んだ。


〇〇先生

「今日君を呼んだのは今度の体育祭にk…」


彼はうめき声もあげずに突然倒れた。その様子を見届けると、ペットボトルとカバンを持って犯人は現場を去っていった…。



視点◇評議 下島 幸平◇


5月28日(月)、彼は8:03頃に学校へ着いた。まだだれも来ていないようだ。


階段を上り、すぐそばの教室に入ろうとしたとき、彼は自分の席で倒れている死体を見た。


荷物をその場に置き、すぐに職員室へ駆けつけた。

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