第十話(番外編) 転校生

その事件は、探偵団が教室に戻ったとき起きていた。


川村 温紀

「机が一つ増えてる?!」


伊藤 駿田

「嘘つけ。どうせ教卓の横に置いてるやつでしょ。」


下島 幸平

「前にはちゃんと2つあるけど?」


松本 港之介

「パラレルワールドだよ。本当は誰かいたはずなのに、誰一人その存在を忘れてしまう。」


成多 貫次

「ww」


池矢先生

「時間だぞ。着席ー」


◇ホームルーム◇


山神 麻衣

「起立。 気を付け、礼。」


池矢先生

「松本の言うとおり。あの増えた机はパラレルワールドのものだ。」


富山 和央

「じゃあ先生は誰だか分かるんですね。」


池矢先生

「冗談です。

 皆に転校生を紹介します。入って良いよ ー。」


笹山 脩斗

「台湾から帰ってきました。笹山 脩斗です。これから宜しくお願いします。」


「よろしくー。」


池矢先生

「笹山君は小学生の時に台湾に行って、先週帰ってきたそうです。分からないこと、教えてあげて下さい。」


山神 麻衣

「起立。気を付け、礼。」


「ありがとうございました。」



転校生がやって来て、新たなクラスメートに。B組の物語はどう進んでいくのか。


次回。波乱の第2章、スタート!

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