愛おしい

「みーこ!!就職先決まった!!」

みーこを抱きしめ、報告した。

俺はついに、アパレル系に就職する事が決まった。毎日夜遅くまで、履歴書を書き、送り、面接をし、それを何回も何回も繰り返してきたかいがあったなと感じた。

「安心したら眠たくなってきちゃったよ、、みーこも一緒にお昼寝、する??」

「んみゃおっ」

「新しい返事の仕方だな?」

「にゃあっ」

「も〜、、かわいいっ、」

みーこを隣に寝かせて、見つめ合うように寝る。

なんだか、とっても幸せな気持ちで溢れている。


幸せな夢が見れますように、と俺はみーこをなでながら深い眠りに落ちた。


昼寝した時、俺を起こすのはみーこの役目。ザラザラした舌でなめてくれる、

「んぁだっ、みーこ、おはよ、」


なにげないこんな毎日も、俺にとっては大切で。

抱きしめたいくらい愛おしい。

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