第94話 不思議なダンジョン

ここは不思議なダンジョンだ




敵を倒すと、アイテムを落とす




それを皆不思議がらずに拾いやがる




日本から転生してきた俺には耐えられないね、落ちていたおにぎりを食べたり、モンスターの肉を食べたりするなんて




あるパーティーは、新人に毒見をさせているな




あれ?何かがおかしいぞ




気が付くと、まるでお菓子の家の様になっていた




壁はチョコレートに、石は飴に、武器はウエハースになっている




すべてがお菓子になるダンジョンだから、おかしなダンジョンって呼ぶか




そう思っていた俺は、冒険者に食べられた

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る