第2話 入学式のおっぱい
B、B、A、C、D、B、A、D…。
なんのことかって?
今日は入学式で、クラスメイトが続々と教室に入って来る。
元から知り合いだったのか既に固まって喋っているグループや、一人で所在なさげにしている人、陽キャが近くの席の人に話しかけてぎこちない会話をしていたりと教室内での過ごし方は様々。
そんな中で僕は、教室に女子が入って来るたびに胸のサイズを自分の席に座って腕組みしながら測っている。
一つだけ席が埋まらないまま、黒板に書かれたホームルームの時間になった。
チャイムが鳴って入って来たのは男性教師。
なんとも現実は厳しいものだ。
教師は教室内をざっと見渡し、出席簿に目を通した。
多分空いている席の生徒の名前を確認したんだろう。
それから簡単な挨拶をして、この後の流れを説明する。
まあ黒板に書かれてあったし、聞かなくてもいいかなと周囲にいる女子の胸をチラ見しておく。
揉みたい。
入学式に向かうため、廊下に並んで体育館へと向かう。
新入生の親や教師、来賓の誰だか分からない人たちがいる中を拍手で迎えられてパイプ椅子の前まで行進。
エロい下着がチラ見えする女教師はいないものかと探すがいなかった。
ただカッチリしたスーツの若い女教師が三人ほどいた。
AとCとF。
ぜひCの方に担任をお願いしたかった。
もしあれが一年クラスの教師だったら、俺はクラス編成した責任者を許さない。
絶対にだ!
着席の号令で座り、長い式をC先生や女生徒を見ながら過ごすとあったという間に式が終わった。
至る所で「長かったー」と感想を口にしているが、お前らも異性を見ていれば良かったんだよとアドバイスしてやりたい。
ぞろぞろと教室に戻ると、また教師の話が始まって自己紹介という流れになった。
待っていましたこの時を。
プリントの用意OK。シャーペンの用意OK。
いつでも始めてくれて構わないぞ。
僕が意気込むのも訳がある。
このクラス、実は結構かわいい子が多い。
彼女たちの名前と趣味なんかをここで押さえておくことほど大事なことはない。
順番は名前の五十音順。
机の並びと一緒なので僕は中盤。
前半に一人、後半に三人の要注目対象がいる。
一人目
「
二人目
「名前は
三人目
「藤沢リーナって言いまーす。趣味は…ないかなぁ。寝るのが好きー。休日も寝てることが多いです」
四人目
「私は
この四人がクラス内で特に可愛い女子たちである。
さしずめ四天王といったところか。
手元のプリントにメモは完璧。
上からA、C、E、Bと予測も記入。
後で清書しておこう。
ちなみに僕の自己紹介はこんな感じ。
「
スマホで撮るだけの写真を趣味と言ったのは勿論目的がある。
察しが良ければ分かるだろうけど、女子を撮っても違和感なくするためだ。
可愛い子の写真(特におっぱい)をコレクションしていきたいものである。
明日から本格的に高校生活が始まる。
おっぱいを揉むための三年間。
いっぱいおっぱいが揉めるといいな。
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