かいのいばしょ

明日香 「海、どこに居るの?」

海   「学食で昼食休憩中」

海   「十五分ほどで戻る」


笑舞  「会長、まだお昼休憩中でしょうか?」

海   「すまん、所用で報道部部室に居た」

笑舞  「千景先輩がいらっしゃいました」

海   「すぐに戻る。お茶とお菓子出してくれ」

笑舞  「既にお出ししております」

海   「流石笑舞。助かる」


美沙  「海~ まだ校内に居る?」

海   「居るけど、何かあったか?」

美沙  「みんな先に帰るみたいだけど」

海   「最後の見回りと生徒会室の戸締りはやっておく」

海   「みんな今日はお疲れ」

七海  「海先輩今日は大忙しみたいですね」

七海  「お疲れ様でした。お先に失礼します」

柚鈴  「海君お疲れ!」

海   「二人ともお疲れさん。明日もよろしく」


小雨  「生徒会室の鍵がまだ返却されていないようですが」

海   「すいません。まだ生徒会室で」

美沙  「まだ居たの?」

海   「休んでいた間の仕事が溜まっていたからな」

小雨  「適当な所で切り上げて」

小雨  「鍵の返却お願い致します」

海   「了解しました。あと数十分ほどお待ちください」


明日香 「まだ帰って来ないの?」

海   「ロトルで夕飯食べてる」

明日香 「肉じゃが、冷蔵庫の中だから」

海   「さんきゅ」

海   「もしかして、家で待ってくれていた?」

明日香 「そんな訳ない」

明日香 「妄言を吐かないで」

海   「お、おう」

海   「すまんかった」

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