そうめん
今日のお昼ご飯は生徒会室に置いてある食材を使って軽く済ませようと思った美沙が生徒会室に入ると、麺のようなものを啜る音が聞こえてきました。
「よお、仕事か?」
「お昼作ろうと思って。海は何食べているの?」
「そうめん。林華先輩が暑中見舞いで送って来たやつ」
「あぁ~ 何故か寒中見舞いって書いてあったやつ」
いつも通りの常識外れな間違いは置いておくとして、林華先輩が送って来てくれたそうめんはスーパーで見かけるものよりも少しお高い良いものでした。
「多めに茹でたから美沙もどうだ?」
「じゃあ、お言葉に甘えようかな」
そう言って、海の前にあるそうめんが入ったボウルの中を見てみると、少なく見積もっても四束……一袋分以上は入っていました。
「もしかして、一人で一袋食べきるつもりだったの?」
「そうめんなら余裕だろ」
当たり前のようにそう告げる海に美沙は少し引きながらそうめんを一束分頂きました。
生徒会議事録
鶏がらスープを製氷皿に入れて凍らせてあるから自由に使ってくれ。 芹沢
海先輩が鶏肉から出汁を採って作ったスープですね。近々使わせていただきます。 笑舞
あの時の鶏肉美味しかった! 柚鈴
鶏皮も美味しかったです。 七海
生徒会室で何しているのよ。 明日香
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