夢
現実という名の夢から
目覚めたら
おれといっしょに遊びに行こうぜ
太陽に似た光の下で
忘れていたことを思い出すのさ
手を繋ぎ
もう何も言わなくていい
ゆっくり歩こう
きみは思い出せるかな
いつか共に歩いたあの道を
足元で揺れている小さな花を眺め
微笑んだよね
何かが頭をかすめた
涙がこぼれ
でもそれはただの夢だよ
ほんの少し夢を見ていただけさ
怯える必要なんて
もうこれっぽっちも無いんだ
大丈夫
この道を歩き終わる頃
きみは何もかもを思い出し
そしてゆっくりと顔を上げるだろう
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