第3話 20200729 むずかしい
好きです、って 初めて告白された。
一緒に帰ろう、って言うから並んで歩いた。
すぐ近くを車が通る狭い道で
危ないよ、って手を握ったら
耳まで赤くして駆けていっちゃった。
うーんと先に。見えなくなるくらい。
でも公園のベンチに座っていたらさ、
並んで座ってた彼女が
少しずつ近づいてきたんだ。
ドキドキしてるのがバレないように
気持ち良い風が吹いてるね、って言ったら
そうね、って僕の肩に寄りかかってきて。
女の子って むずかしいな。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます