応援コメント

すべてのエピソードへの応援コメント

  • 第1話への応援コメント

    企画に参加いただき、ありがとうございます!
    近くにいるからこそ、当たり前になってしまうからこそ、特別な感情に気がつきにくくなる。自覚した恋が実りますように。2人が並んで歩く未来を、願わずにはいられない物語でした。

    作者からの返信

    お読みいただきまして誠にありがとうございます。
    開催された企画への参加作品が多数ある中でコメントまでいただけて恐縮です。
    読んで少しでも心に残るものがあってのであればこの上なく嬉しいです。
    ありがとうございました。

  • 第1話への応援コメント

    こんにちは。
    企画ご参加ありがとうございます。
    激情に走らない、それでもしっかり芯に熱さの感じられる恋物語でした。
    一年遅れで追っかける恋が、きっと実ると信じてふたりの続きを妄想します。
    ありがとうございました!

    作者からの返信

    お読みいただきまして、また、ご感想までいただきまして誠にありがとうございました。
    読んだ方に少しでもドキドキしてもらえたらと思って書いているので何かを感じていただければこの上なく幸いです。
    私自身も、彼女の思いが報われれば良いなと思っています。

  • 第1話への応援コメント

    『WEB小説じゃない小説…』企画に参加いただきありがとうございます。
    他の方のコメントを見て「自分も何か気の利いたアドバイスを…」なんて思ったりもしましたが、まだ人にアドバイスできるレベルではないので、素直に良いと思ったところを挙げたいと思います。

    まずは描写が素敵だと思いました。「リアリティがある描写」と「読み手が想像できる描写」というのは正反対のものであり、リアリティを追求すればするほど後者が失われていくものだと個人的に考えています。
    この作品はそのバランスがしっかりしている描写が多く、いわゆる高い画質で想像することができました。

    そして、主人公の個性をうまく表していると感じました。好きなアルバムの曲の歌詞を覚えていたり、口元を隠して歌ってみたり、細かい癖でキャラクターの性格や感性が見えたりすることがあります。キャラの性質を述べるのではなく描写するという点で良かったなと思います。

    作者からの返信

    お読みいただきまして、またご感想までいただきまして誠にありがとうございました。
    さて、リアリティと言うのは非常に難しい問題だと私も思います。更に言うと緻密な設定や細やかな描写がリアリティかと言うとそうでもないとも思います。
    絵も写真もそうですしプレゼンなんかもそうですが描写していることや伝えたいことの情報を詰めすぎると却って何がなんだかわからなくなるものです。
    細かい情報が細かい理解を与えるかと言うとそれは人間に限って言えば間違いだとも思うのです。
    想像する材料として情報と言うのは非常に重要ですが、必要以上の情報は理解の妨げになる。
    殊、読者の想像に強く依存する小説においてはそのバランスがとても大事であるのはご指摘のとおりであり、個人的には情報は少し足りないくらいがちょうどいいのではないかとも思います。
    また、描写で事物を表現することは大事にしている部分でもあります。直截な記述と言うのは現実で言えば「言っているだけ」でありそこには説得力が薄くなりがちです。
    想像力と説得力というのは私が創作するにおいて非常に大事にしている部分なのでそこを言及いただけるのは大変うれしく思います。
    最後に、ソラで歌えるほどお気に入りのアルバムを聞いていたと言うところでもいろいろ想像できるかもしれませんし他の場面でもいろいろ想像いただければ幸いです。

  • 第1話への応援コメント

    【評価されるべき作品に、感想爆弾を投下します】企画に参加いただきありがとうございます! 大変長らくお待たせいたしました。
     感想爆弾を投下しに参りました。心の準備はいいですか?

     一度読み終えた時点で「あまりコメントできそうなことが無いぞ……」と思ってしまったのですが、構成に工夫が見られたことと、情景描写にも力を注いでいたところはお伝えせねばなるまいと、こうして感想を書きに参りました。
    「コメントできそうなことが無い」というのは、コメント欄で【夜宮あいら】さんが仰っているように『転機・問題課題・明確な意思表示・解決行動』……と小難しく書かれていますが、要するにドラマ的展開が無く、「ここが面白かった!」と印象に残りづらかったということです。
     余談。僕は恋愛小説が苦手であまり読まないのですが……苦手になったのは、恋愛小説を書かれる方があまりにも多く、しかもその大半が「誰々さんと両想いになれてハッピー」か「誰々さんとくっつけなくてアンハッピー」ばかりだったからです。僕が読みたかったのは恋が成就したかどうかではなく、その過程で揺り動く主人公の心が瑞々しく描かれ、様々な壁や問題に苦しみながらもひたむきに誰かに想いを寄せ続けるような話です。究極的なことを言ってしまえば、主人公が「好きです」と口にした瞬間に話が終わってもいい。相手の反応は要らない。恋が成就したかどうかは蛇足。想いを告げるまでの主人公がしっかり描写できているのなら、それが十分にドラマになっているはずだから。それを達成するために必要なのが、【夜宮あいら】さんの仰る「比喩や語彙を駆使したような『作者節』」なのだと思います。恋愛小説は他のジャンルの小説よりも心理描写の技量と個性が求められると思います。書く人は多いですが、面白くするのはとても難しい。だから僕は恋愛小説を書くのも苦手だし、簡単には手出しできないと思っています。
     ……と、ここまで勝手に恋愛小説に求めるものを書き殴ってしまいましたが、本作が「恋愛小説として面白くない」と言っているのではなくて、全くそんなことはなくて(物足らなさは感じたけど)、単純に僕が読みたい恋愛小説のことを語ってしまっただけです。思い付いたことを書いちゃうんです。ここから本作の感想を書きます。
     本作のような、現在→回想→現在……という大まかな構成自体はありふれていて新鮮味はありませんが、鳥居脩輔さんがコメント欄で「推理小説のように読んでいただけると」と返信されていたように、冒頭の主人公と終盤の主人公とでは印象に違いが出るように書かれていて、構成の工夫が見られました。冒頭は、まるで失恋したかのような寂しさで情景描写がなされていて、【恋をしたのはいつだろう】と場面転換して回想に入る。そして、【それから1年が過ぎた】と場面転換して、主人公を映すカメラは現在に戻ってくる。【春を待ち、わたしはあなたに会いに行く】という締めくくりによって、冒頭の冷たい描写は主人公の心境をミスリードさせるためであって(主人公は「もうあの人と会うこともない」というような事実は全く口にしていない。寂しげな情景描写から読者は勝手に「これ、何らかの形でお別れして、もう会うことも無いって話なんだな……」と勘違いする)、実のところ、想い人の元へと向かう期待に胸膨らませていたのだと分かる。まだ少し先にはなるけれど、待っている春は、明るい。繰り返しになりますが、読者からすると、冒頭の主人公に抱く印象と、終盤の主人公に抱く印象は変わってきます。恋愛小説にこの手法が使われているのは面白い試みだと思いました。……そういう構成だと思ったのですが、合っていますか……?(笑)
     情景描写についてですが、【クラスメイトたちが三々五々に去って行ったあとのホームルームで、流れていく雲の形と変わっていく空の色をただ一人眺めていた】、【太陽は山の端に沈みかかっていて、雲は紫色に光っていた】、と何気ない空の様子が挟み込まれていて、脳内の映像に色を添えてくれたように思います。
    【そうして、長い冬はもうじき終わる】という表現、文字通りの数ヶ月間の冬というよりは、彼がいない一年間を暗に示しているように思われました。今までずっと一緒で側にいるのが当たり前だったから、それを“長い”冬と言っているのではないかと。
     作者としてはきちんと意図を詰め込んだ小説なのだろうと、僕は分かりました。ですが、鳥居脩輔さんが仰った【ほとんどが主人公から見た行動と結果のみで構成されていてそこから登場人物の心情を読み取る構成】であると汲み取れたとしても。(読解力に乏しい読者や読解する気も無くダラダラと読む読者は論外として)、基本的に情報を提供するのは作者の仕事です。読者を楽しませるのが作者の役割です。「こっちは詰め込んだつもりだから、後はそっちで読み取ってね」というのは作者の立場を放棄するに等しい。意図があるなら読者を誘導するのが賢いやり方だと思います。そのために、読み取ってもらうための手掛かりをきちんと用意して(きちんと拾ってもらえるかどうか俯瞰して検証して)、もちろん文章には文学的な美しさを追求する。「私は◯◯した。△△だと思った」と事実を書き連ねただけの作文調にするのではなく、読者の心を動かす地の文を必死に模索して織り込む。読者がグッと来るようなキラーワード・キラーフレーズを散りばめる。そうやって美味しく味付けされた小説を読んだときに、読者は満足するのです。最高級の地鶏を仕入れ、仕込み包丁を入れ、お湯の温度に細心の注意を払いながら茹でたとしても、それを皿に乗せただけでは美味しさが伝わらない。目には見えない努力があると分かっても、それが美味しいかどうかという「結果」とは別問題。味覚を満足させるのは、食べる側ではなく、調理する側の仕事ではないでしょうか。
     実は、【わがままな彼女】も拝読しました。個人的には、こちらの方が面白かったです。単にコメディ調だから楽しかったというのではなく、主人公の感情を直接的には書かずうまーく読者に匂わせていて、思わずニヤリとしてしまう。あ、この作品の感想は別途書きにいった方が良いですね(笑)
     あと、Twitterに上がっていたネズミのイラスト、かわいかったです。ちうちう!

    作者からの返信

    ご覧いただきましてありがとうございました。
    また真剣に感想いただき誠に恐縮です。
    さて、真剣に感想をいただいたからには真剣に回答せねばなりませんね。
    これは他の方への回答でも申したように、最初の数行の書き出しの情景が過去のメモから発掘されてそれが思いのほか出来が良かったので形にしたものです。
    実のところ、話のアウトラインが決まる前は夏の出来事の回想もしくは巡る四季の回想にしようかとも思っていたのですが、主人公の性格が決まり、話の最後の方向性も決まった段階で自動的にこういう構成になりました。
    この話を書く上で心掛けたことはいくつかありますが、まず第一に事件や特別なことは起こさないこと、第二に過剰な描写はしないこと。そして、読んでドキドキするものにすることです。要はありふれた日常の出来事をいかに面白く書くかということでした。
    更に、この話はただの一人称の小説以上に主人公の独白であるというのもポイントです。
    ある人間に、ある時点で、ある出来事を回想させるとどのようになるかというのが書き方の根底にあり、おそらくこの少女がこの出来事を回想するとこうなるだろうという私の予想がこの話です。
    なので、この少女が見たものや考えたもののみがこの話で使用できる唯一の表現になります。実際問題、一人の人間が知覚できるもの、知りえるものと言うのはほんの一握りであり、そこから主人公の話す話の全体像と、加えて気づく人なら気づき得るプラスアルファの情報を提示するというのが非常にさじ加減が難しかったですしそこが楽しかったです。
    推理小説的というのはつまるところそういうことで、主人公の裏で動くもう一人の登場人物である彼の動きの動線が想像できるように書いていて、そこから彼の主人公への気持ちも予想できるように試みています。
    そういう意味ではかなり緻密に書いているつもりで、もうひとつお読みいただいた「わがままな彼女」の方よりもかなり自信があります。あちらはあちらで気に入っているのですが正直誰が読んでも1度で全部理解できる分かりやすさでもありますし、主人公の気持ちも読んで一緒にどきどきするという類でもありません。
    あとは、他の方に評価いただいた際に言われた「極限まで無駄を省いている」というのはある程度意識していることです。特に短文の物はかなり意識しています。
    意図としては他の文章や内容を際立たせること、そして何より大事だと思うのが話としての余白を作るということです。そして余白と言うのは読者の想像の余地でもあります。
    私が思うに小説が他の漫画や映像媒体よりも優れるのは絵がないことに依って際立つ心理描写とその他を想像できる余地ということだと思うのです。
    そしてその究極は俳句や短歌でもあるとも思うのですが、それもやはり表現しないこと、要は余白というのが大事だとも思います。
    そしてまた、俳句に近いのは写真でもあると考えていて、同じ出来事であってもその切り抜き方とタイミングそして余白ということが非常に大事だと思っています。そして、面白い掌編小説というのは少ない字数での表現ということで中長編より、その類似性は大きいとも考えています。
    ただ正直なところ、それを上手く書くことは非常に難しく、また個人的には会心作ではあるものの本作で上手くそれが出来ているかというのは、客観的に見て微妙なところです。
    更に言えばそれを読み取るのは相応に技術が要ることで誰しもが出来るわけではないことも事実で、加えて、読むものがこれだけ膨大にある中でそこまで読み込む人は極めて稀でもあるとも思います。
    ただ、言いたいのは掌編短編で妙な作者節の恋愛物はおそらくやめておいたほうが良いということです。それは長編などそれまでの積み重ねがない限り白けてツラいものになります。
    さて、長々と言い訳のようなことを述べましたが結局のところ、誰しもに理解してもらえるというのは諦めているものの、それでもより多くの人間に理解できるようにすべきというのは至極尤もだと思うのでその点はとても反省しています。頑張ります。
    最後に、話の内容に触れます。情景描写や最後の冬の終わりと春の訪れについてはご高察のとおりです。長い冬が終わり春にむかうことで少女の希望と強い意志の成果を表現しています。
    しかし私と彼以外に全く登場人物が居ない本作で、私と彼についてもほとんど概要が触れられていないのにお気づきでしょうか。触れられていることはほぼ全て過去にあったことのみでお互いの容姿にすら触れていません。
    それどころか、その後の結末にも一切触れておらずある種のリドルストーリーとしても書いています。
    それ自体は上記したようにそれ自体が話において不要なため省いたというのもありますが、実はとある部分において二人の関係が二通りに読めるようにしている個所も存在します。
    そして、それによっておそらく訪れるであろう結末にも少なからず影響するであろうと思いますが結末はどうなるのでしょうか。
    これも先述した推理小説の叙述トリック的な要素ですね。(また、少女視点だけだとわかりづらいかと思って、そのアンサーとして彼視点も別に書こうと思ったものの思いとどまったのはそのせいでもあります。あと単純にアンサーを作るのはとても野暮だとも思いました。)
    結末は作者である私自身もわかりませんが、私も主人公の思いが報われることを願います。
    追伸:真剣に読んでくださりまた真剣に考察くださり誠にありがとうございました。感謝の念に堪えません。また、ネズミのイラストまで見てくれてありがとうございます!


  • 編集済

    第1話への応援コメント

    率直コメント企画に参加いただきありがとうございます。

    率直に……コメントしづらい……。ううむ。
    おそらく、最後の一文ありきから、物語を考えたのだろうなとは分かります。
    素敵な一文だと思います。
    しかし……平々凡々に終始しているというか「むむっ、さして取り上げる所が見当たらないぞ?汗」「むむっ、これは物語調にしたポエム……?!」というのが率直な感想です。すみません……

    瑞々しい恋愛感情について、どれだけ描けるかと比喩や語彙を駆使したような『作者節』が炸裂するものでもなく、かと言って物語自体になにか特別なエピソードがあるわけでもなく……

    これはよく有りがちな失敗例なのですが、
    主人公が漠然と思いを馳せているだけの、物語のなかで『転機・問題課題・明確な意思表示・解決行動』エピソードが端折られている物語は99%コケます。
    重点をおくべきところを『恋心ポエム』にしてしまったら、もう盛大にコケます。
    (小説・物語として評価するのならばです)
    (特徴的な文章で独白するものは1%成功します)
    構成を見直して、一本芯を通したものを、もう一度拝見してみたいなと、率直に思いましたです。

    すみません、余計なお世話なコメントを残すことが本当に心苦しいのですが
    雰囲気はとても素敵だと思います。

    作者からの返信

    お読みいただきまして、また感想いただきましてありがとうございました。
    本来は最初の数行の場面描写だけ思い浮かんだのを一つの話にしたというのは発端にあるのですが、最後の一文ありきというのは最後まで書いてみてからそこが映えるように全体を調整しているので凡そ正解です。
    ご明察の通り私自身の文章表現というか心情表現が淡泊な上で何かイレギュラーなことを書いているわけではなく、読んでみて何を言ったら良いのかよくわからないというのは解かりますのでご指摘にかんしては成程なあと思いました。
    ただ、殊、この話に関してはほとんどが主人公から見た行動と結果のみで構成されていてそこから登場人物の心情を読み取る構成なのでおそらく一般的なポエムとは真逆であるとも思います。
    むしろ推理小説のように読んでいただけると「あれ?」と思う部分があるかもしれません。

  • 第1話への応援コメント

    読ませていただきました☺️
    とても綺麗な文章ですね😊
    羨ましいです😌
    今後ともよろしくお願いします😁

    作者からの返信

    御覧いただきありがとうございました。
    機会があれば是非他のものも読んでただければ幸いです。