ターニング・ポイント説

 6500万年前の恐竜の大絶滅の原因については様々な説があるが、最近の研究では「ターニング・ポイント説」が有力である。

 これは、65,000,000年前の○月△日23時59分59秒に突然地球が自転をやめて停止し、然る後65,000,000年前○月▲日0時の時報が鳴った瞬間、それまでの勢いで反対方向に回り始めたという説である。

 これにより、陸上をあるいていた動物は全て火山活動を伴う超巨大地震でシェイクされて埋まったり骨折したりして滅亡した。

 空を飛んでいたもの、水の中にいたもの、そしてジャンプしてから運良く軟らかいところに着地したものが生き残ったのだ。

 そしてこの現象は6500万年周期で地球にくりかえし起こってきたということもわかってきている。

 本日23時59分59秒がまさにそれであり、空を飛んだり、水の中にいたり、ジャンプしてから運良く軟らかいところに着地したりする準備をしないものはことごとく埋まったり骨折したりして滅亡するのである。

 西から昇ったお日様が東へ沈むのを見たかったら、それらの準備を怠ってはいけない。

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