軌跡
あなたと歩む人生は、苦難と挫折の繰り返しかもしれない。
安穏に過ごせないかもしれない。
あなたを幸せにしてあげられないかもしれない。
逆にあなたを憎んでしまうことも…無いとは言えない。
人生苦有れば楽ありとは言うけれど。
実際楽に思えることなんて、小指の先程度しかないのではないだろうか。
生きていること自体が人間誰しもが背負う「苦」なのだから。
他人には恥ずかしくて言えないことも。
逃げ出したくなるくらい惨めな醜態を曝しても。
死にたくなるくらい浴びた汚辱も屈辱も全て。
耐えに耐えて。
唯唯、真摯にその現実を受け止め続けて行くしかないのかもしれない。
あなたと一緒に…。
ただ、最後の最期、生命が尽きるその一瞬だけで良い。
「嗚呼…会えて良かった。あなたと会えたことが私にとって一番幸せだった。」
そう、思いたい。
あなたと私の軌跡が、眩い太陽の紅焔とならんことを。
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